読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる
小学校現場で奮闘している広島の教師が、目ざす子どもの姿の実現のために「いい授業をしたい」「楽しい学校生活を提供したい」と集って学び合っています。


人間形成に向かう美術教育 

―みる・かく・つくる de  人づくり―

 

10日も前になりましたが、上記のテーマで、11月28日広島県造形教育研究大会三原大会が多くの参加者を得て開催されました。

 

午前中は授業と分科会で、各校種毎に会場校の公開授業や三原地区からの実践発表でした。

小学校会場の三原市立沼田西小学校では、全学級公開授業でそれぞれ工夫いっぱいの授業が行われました。

図画工作科研究は初めてだと言われる先生方が、校長先生のリーダーシップの元で授業公開されるに至る過程を垣間見ながら、いい機会を得られてお幸せな先生方だとの感想を持っていました。そして当日、はつらつとした表情で子どもたちに真摯に向き合われている先生方の姿に、その感をより強くしました。

 

午後は、若元澄男先生(比治山大学教授)を中心にした、大学教員等10名による5つのワークショップでした。

「みる活動を通して人づくり」「かく活動を通して人づくり」「つくる活動を通して人づくり」「おしゃべりを通して道探し」「展示品を通して情報交換」の5コーナーを、各20分ずつ回るという忙しい日程で行われました。 

      

清見嘉文先生(広島文化学園短期大学教授)と私は、清見先生のよきリードの元で「おしゃべりを通して道探し」コーナーを担当しました。

一グループ20分の中では十分伝え合えないもどかしさを感じながらも、美術教育を語り合う楽しさを感じた2時間でした。

 

近年、学校現場はますます課題が山積し、教員が教室を離れて研修に出かけることは、なかなか難しい状況になってきています。

ですから、こうした研究大会も、従来通り行うのはむずかしい時代になってきたと感じていた矢先でした。

しかし、このように一堂に会して授業を観たり共通の課題について意見の交換をしたりするという研修方法に勝るものがないのも事実です。

これからの研究大会のあり方をまた、模索し、創造しなければならない時だと考えます。

 

このことは、図画工作科に限ったことではなく、どの教科、どの教科外でも同じことが言えるでしょう。

「創」の会員それぞれが、自分の問題として考えていてほしいことだと思います。

 

また、本大会の研究テーマ「人間形成に向かう美術教育」の、「美術教育」をすべての教育活動に置き換えて日々子どもたちに向かわなければならないのだと、改めて思いました。

一つ一つのどの教育活動をも、人格形成に寄与するものだと常に認識して、子どもたちと向き合っていきたいものだ思います。