2016-01-01から1年間の記事一覧
「アクティブラーニング」の声が大きく聞こえるようになってきました。次期学習指導要領改訂の核となる文言で、「主体的な学び」「対話的な学び」「子ども同士の協働」等の視点からの改善を意図しています。 しかし、これらは戦後以来求め続けてきた学びの姿…
―みる・かく・つくる de 人づくり― 10日も前になりましたが、上記のテーマで、11月28日広島県造形教育研究大会三原大会が多くの参加者を得て開催されました。 午前中は授業と分科会で、各校種毎に会場校の公開授業や三原地区からの実践発表でした。 小学校会…
カウンセリングの療法に触れる機会がありました。 アーロン・T・ベックによって開発された認知療法では、人間の認知の過程を3段階に捉えています。 その一段階である「中核信念」の自分を取り巻く世界の一定の概念について、次のような一例を示しています。…
先日、高田敏子氏の詩「じっと見ていると」の学習を、2年生の子どもたちとしました。 そして、自分たちも高田さんをまねて、 いろいろなものをじっと見てその声を聞いた詩を創りました。 〇 えんぴつを じっと見ていたら えんぴつが言ったの。 「しんがなく…
今年度、創では「言葉の力」の育成を目指しています。 「読む」「書く」「話す」「聞く」のどれもが、言語力をつけるためにも人間力を高めるためにも大切な力で、それぞれは連動していることを、実践を踏まえながら研究を進めているところです。 その中の「…
造形教育広島県大会が11月25日に三原市の沼田西小学校を中心に行われることは、先にお知らせした通りです。 この大会を継続的に指導しておられるのが、比治山大学 若元澄男 教授です。(これも前回紹介しました。) 一方、その若元先生を中心に、「子どもた…
前回の「創」の時、今回のオリンピックで教師自身が一番心動かされた選手のことを教材にし、夏休み明けに、ぜひ子どもたちと一緒に振り返って考える機会を持ってほしいと言いました。 私が今年度指導を担当している新任教員は、水泳200メートル平泳ぎで金メ…
この度もまた、中村和世先生(広島大学)から、アメリカ インディアナ大学との国際授業研究会のご案内をいただき、視聴させていただきました。 この研究会は、インターネットによる国際会議システムを用いて、教員のグローバル資質の向上と日米教員の授業開…
8月の「創」を終えました。 今月は低・中・高学年グループで進めている自主研究の中間報告の会でした。 7月までの月一回、グループ研究に当てる時間は1時間ばかりですから、足りない分、どの部会も中間発表前に自主的に集まって話し合いを続けていました。…
先日、会員の一人から「今、県立美術館で行われている『全国高等学校総合文化祭』の展覧会にきています。すごいパワーです。」という知らせのメールが届きました。 短い文面から彼女の興奮ぶりが伝わってきました。その思いを共有したくて、時間をやりくりし…
メンバーの一人から、次のようなうれしい便りがありました。 「先日、市内の研究会で、『近くの人と話してみましょう』という時間がありました。 いつもなら黙って待っているのですが、今回は自分から話してみたり、皆さんに話を振ってみたりして、全員の意…
創の定例会でした。 今日は、授業において大事なことは、確かな教材解釈と的を絞った発問であること、そしてそれが「つながる話し合い」に通じ、子どもたちの幅広く深い思考を引き出すのだということを学び合いました。 詩「かたつむり」(リューイ作・いで…
一昨日、三原市立沼田西小学校の校内研修会に参加する機会をいただきました。沼田西小学校は本年度の広島県造形教育研究大会(三原大会)の会場校です。 「人間形成に向かう美術教育」 ~みる かく つくる de ひとづくり~ のテーマの元、比治山大学 若元澄…
昨日、広島大学での講演会に行きました。 長く図画工作科教育でお世話になっています 広島大学 中村和世先生が中心になって行われた講演会でした。(東京大会もありました) テーマ アメリカの教育改革と学校教育の再設計講 ――シカゴ大学実験学校の21世紀…
本会発足趣旨に賛同した会員と共に始めた「創」の活動が、早くも8年目に入りました。 多少のメンバーの入れ替わりはあったものの、ここには常に「教師としての力をつけたい」という熱い思いがたくさんあって、その姿にいつも元気をもらっています。 本年度(…