小学校現場で奮闘している広島の教師が、目ざす子どもの姿の実現のために「いい授業をしたい」「楽しい学校生活を提供したい」と集って学び合っています。


2017-01-01から1年間の記事一覧

幼児教育シンポジウムに参加して

先週、友人がディスカッションに登壇した「広島市幼児教育シンポジウム」に参加しました。 昨年度より文部科学省の委託を受けて、幼児教育アドバイザーを活用して幼児教育・保育の更なる質の向上を図ろうとする事業のうちの一つでした。 そこで、4つの実践…

研究大会の意味

先日、三原市立沼田西幼稚園・小学校の表現・図画工作科の自主公開教育研究会が行われました。 昨年度、広島県造形教育研究大会の会場だった学校です。その大会を機会に表現・図画工作科の研究に取り組まれ、充実した県大会を終えられましたが、本年度も続け…

身近に仲間を!

前回「創」の後のふり返り文の中に、次のようなものが複数ありました。 「図画工作グループ」メンバーからの感想文です。 「学年の先生に授業を提案するための手立てとして、ねらいや授業の展開、導入の工夫などを書いた資料と共に、作品例の写真などをセッ…

原爆の日

今年もまた、原爆の日を迎えました。 テレビや新聞、広島の街は、「平和」の文字が溢れています。 人事権限の県から市への移譲に伴い、広島市は原爆の日の登校日が叶わなかったのは残念でした。 なぜなら、原爆の日だからこその、子どもたちの心に沁みる取組…

新学習指導要領

先月21日に、平成29年3月公示予定の新学習指導要領解説が公開されました。 「よりよい社会を創る」という目標に向けて子どもたちが未来の創り手になるための必要な資質・能力を育むために、ポイントの一つとして挙げられた「カリキュラム・マネジメント」に…

指導力アップを支える仕組みづくり

前回の「学級担任制から学年担任制への転換を」に対して、次のようなコメントをいただきました。 専科にしたところで、根本は変わらない。 力量がない教員が授業をすれば、荒れる。 逃げずに、教員の力量をあげることを考えるべき。 貴重なご意見、ありがと…

学級担任制から学年担任制への転換を

≪ 学級崩壊への一対応策 ≫ 学級崩壊が、今日の学校運営上の大きな問題としてあるようになりました。背景には様々な要因があり、対応策も様々求められるところです。 ここでは、その一つとして、学校としての組織や運営方法に、有効的な改善策の可能性につい…

本年度の総括と来年度の目標

あわただしく学年末の日々が過ぎています。 「やらなければならないこと」「済ませなければならないこと」にただただ追われていつしか「こんな力を身につけさせたい」「こんな子どもの姿に近づかせたい」という年度当初思いめぐらせて決めた、あるいは途中の…

もっとこの子たちと共にいたい

年度初めの子どもたちとの出会いから一年を終えようとしている今、学級の子どもたちは友達や担任との付き合い方にも慣れて、一番落ち着いた時期に入っているころだと思います。 お互いを知り合うまでの年度当初のような学級内のトラブルや不満、葛藤を抱える…

どんな子どもを目ざしているのか

「教育の役割」ということから話す研修の機会をいただきました。 当然教育は、子どもたちのよりよい人格形成にかかわるものでなければなりません。 そして、教師のタイプとして、主に教え込みや鍛える方法をとる教師と、子どもたちが自ら学びたいと思えるよ…

年頭に思うこと

また、新しい年が明けました。 いつの頃からか、新年や誕生日の節目に「もう年はいらない」と、思い続けてきています。それと同時に、その一年一年に流れる時間の早いことといったらありません。 しかし、子どもたちに目を向けると、一年間に吸収する知識の…