創の定例会でした。
今日は、授業において大事なことは、確かな教材解釈と的を絞った発問であること、そしてそれが「つながる話し合い」に通じ、子どもたちの幅広く深い思考を引き出すのだということを学び合いました。
詩「かたつむり」(リューイ作・いでさわまきと訳)の主題は何かを討議し、そこに迫るための発問を探りました。
時間切れで、止む無く途中で議論を終えることになったのは残念でしたが、元緑井小学校 井西敏恵校長の授業記録によって、2年生の子どもたちの主題に迫るつながる発言の実際に触れました。
これらの主題検討と実践例から、教材解釈と発問の大切さを認識したとの感想が多くあり、ひとまずほっとしたところです。
月一回の「創」ですが(月一回だからこそ?)、毎回、準備の段階から緊張感でいっぱいです。毎日多忙を極める中、やっと一週間を終えた土曜日なのに、こうして「教師力を高めるために学びたい」と通う会員の時間を、決して無駄にしてはならないという思いです。
教師としての高みを目指す会員の真摯な姿が、私の活動源となっています。
後半は、いつものように低・中・高学年別研究に入り、それぞれのグループで、来月の中間発表会に向けて話し合いを進めました。
グループ研究の「共に学ぶ」心強さや楽しさと共に、共同研究故のつまずきや悩みも力に変えて、多くを学び合ってほしいと願っています。